~ CVNet社、同社のスマートホーム機器の制御にセレンスの新しいイノベーションを初採用~
自動車業界向けにAI技術を提供するCerence Inc.（以下セレンス）は、IoTアプリケーション向けに特別に設計された低フットプリントAIスイート製品、「Cerence Audio AI Lite（セレンス・オーディオ・エーアイ・ライト）」と「Cerence Input AI Lite（セレンス・インプット・エーアイ・ライト）」を発表しました。お客様の多様なニーズを満たすように構築された本製品は、低フットプリントを必要とするIoT製品向けの技術です。韓国CVNet社は、同社のスマートホーム機器にセレンスの技術を初めて活用した事例となります。
セレンスの製品ポートフォリオに追加された低フットプリントスイート製品は、同社の事業領域を拡大し、新市場での新たな機会を切り開きます。この製品により、IoT機器メーカーは、プラットフォームのサイズや構成、リソースに制約を受けず、業界をリードするセレンスの技術を活用できます。大手自動車メーカーやモビリティOEMによって世界中で利用されている実証済みのソリューションを基に、IoT向けに特別に設計されたCerence Liteソリューションは、大量の高品質なドメイン固有のフィールドデータによって、モデルトレーニングされています。初期の機能は次の通りです。
- Cerence Audio AI Lite：エコー、残響、不要なノイズなどの音声以外のノイズを除去することで、ユーザーのオーディオ入力をクリーンにし、機器がユーザーの質問やコマンドをはっきりと聞き取り、最も理想的な結果を返します。
- Cerence Input AI Lite：ウェイクアップワードと会話型音声認識の両方をサポートし、機器の有効化から、理解、パーソナライゼーションまで全て音声でやりとりできます。ウェイクアップワードは、事前設定や、ユーザーが必要に応じてカスタマイズすることもできます。
セレンスの最高製品責任者（CPO） ニールス・シャンツ（Nils Schanz）は、次のように述べています。「セレンスの新しいLiteソリューションは、システムパフォーマンスの向上とリソース消費の低減を最高のバランスで両立して提供します。セレンスは、IoTに関わるメーカーがプラットフォームの制約に関係なく、業界をリードできるように支援すべく、スケーラブルで柔軟性に富んだ当社のオーディオAIとインプットAIのカスタマイズ可能なソリューションを活用して、製品のユーザーエクスペリエンスの向上を目指します」
セレンスの低フットプリントソリューションは、スマートホーム、イヤフォン、補聴器、業務用およびオフィス生産性向上製品など、様々な用途の機器で活用可能です。CVNet社は、韓国市場向けのスマートホーム機器にセレンスの本スイートを導入し、韓国語でのウェイクアップワードとコマンド入力にもセレンスの技術を活用しています。
セレンスの詳細については、当社の日本語ウェブサイト https://www.cerence.com/ja/homeをご覧ください。最新情報については公式LinkedIn およびTwitterからもご覧いただけます。
【セレンスについて】
セレンス（Cerence Inc.）は、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出するグローバル・リーダーです。世界をリードする自動車メーカーとモビリティOEMのイノベーションパートナーと提携し、自動車/二輪車さらにはエレベーターや消費者のデジタルライフにいたるまで、直感的なAIベースのインタラクションを実現し、コネクテッドワールドの発展に寄与します。20年にわたる知見と4億7,500万台以上もの自動車への採用実績を有する当社は、コネクテッドカー、自動運転、EV、スマートビルディングのロードマップに明確なビジョンを持っています。詳細については、当社の日本語ウェブサイト https://www.cerence.com/ja/homeをご覧ください。