January 10, 2024

~Microsoft Azure OpenAI Serviceを通じてOpenAIのChatGPT技術を統合~

自動車業界向けにAI技術を提供するCerence Inc.(以下セレンス)は、マイクロソフトと協業し、セレンス の広範な自動車に関する専門知識とプロフェッショナルサービスと、マイクロソフトのMicrosoft Azure AI Servicesの革新的なテクノロジーとインテリジェンスを結合し、進化したユーザーエクスペリエンスを共同で 開発します。

第一段階として両社は協業し、ユーザーが車両のMicrosoft Azure OpenAI Serviceを通じてOpenAIのChatGPTにアクセスできるよう、厳選された車載グレードを提供します。セレンスの深い垂直的専門知識と業界における実績と、マイクロソフトのクラウド機能の統合は、自動車OEMおよびメーカーにとって大きな利点となります。今回の共同開発を通じて、両社は、車内の音声およびタッチ(接触)によるユーザーインターフェースをシームレスに統合し、包括的なユーザーエクスペリエンスを提供します。

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セレンスは、主力車載アシスタントプラットフォーム「Cerence Assistant」を搭載する新車両に本新機能を導入する予定です。これにより自動車メーカーは、購入後の付加価値サービスを顧客に提供し、さまざまな知識ドメインとリアルタイムデータによるユーザーエクスペリエンスをアップグレードすることが可能になります。

セレンスのCEO、ステファン・オルトマン(Stefan Ortmanns)は次のように述べています。「セレンスの深い垂直的専門知識と、マイクロソフトの大規模言語モデル機能を組み合わせることで、自動車メーカーが業界で驚異的な変革を進める中で、生成AI を活用したイノベーションの利用が容易となる堅牢なソリューションを提供します」

マイクロソフトの製造およびモビリティ担当コーポレートバイスプレジデントであるドミニク・ウィー(Dominik Wee)氏は次のように述べています。「生成AIは、自然言語を通じて車との対話を根本的に変える可能性を秘めています。セレンスの自動車に関する深い専門知識により、当社は、自動車メーカーが優れたユーザーエクスペリエンスの付加価値を創出するサポート体制を整えています」

両社は将来を見据え、OEM パートナーとドライバーに独自の車内エクスペリエンスを提供するために、セレンスのハイブリッドテクノロジーとマイクロソフトのクラウドサービスの最良の技術の結合に取り組んでいます。この協業により、自動車メーカーは他社との差別化と独自のカスタマーリレーションを維持しながら、強力な新しいユーザーエクスペリエンスを提供いたします。さらにCerence Assistantは、Azure Mapsなどの高度なマイクロソフトコンテンツとオンラインサービスを利用してAzureの定期的なサービスアップデートにより、OTA(無線通信)で継続的に更新されます。

セレンスの詳細については、当社の日本語ウェブサイト https://www.cerence.com/ja/homeをご覧ください。最新情報については公式LinkedIn およびTwitterからもご覧いただけます。

【セレンスについて】

セレンス(Cerence Inc.)は、自動車を含むコネクテッドモビリティの世界へ独自のソリューションを提供し、感動的なユーザー体験を創出するグローバル・リーダーです。世界をリードする自動車メーカーとモビリティOEMのイノベーションパートナーと提携し、自動車/二輪車や消費者のデジタルライフにいたるまで、直感的なAIベースのインタラクションを実現し、コネクテッドワールドの発展に寄与します。20年にわたる知見と4億7,500万台以上もの自動車への採用実績を有する当社は、コネクテッドカー、自動運転、EV、二輪車のロードマップに明確なビジョンを持っています。

詳細については、当社の日本語ウェブサイト https://www.cerence.com/ja/homeをご覧ください。

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